2019年12月号：ビジネス記事
-
〔会計スキャン〕
電通ー帝国の崩壊が始まった
過労死事件でパンドラの箱が開き、「同時同額標準料率システム」と呼ばれる独特の高収益構造に亀裂が生じた。
-
〔もはや百害あって一利なし〕
日産葬る「身中の虫」社外取締役
外部の目で経営をチェックするのが本来の仕事なのに経営陣の守護者に成り下がっている。ガバナンス向上は望めない。
-
みずほが許さぬ「ユニゾ小崎」
ユニゾTOB合戦でメーンバンクが知らん顔。誰からも嫌われている社長は徳俵に立つ。
-
〔職業選択の自由〕
デロイトトーマツ系コンサル異常な退職引き留めで軋轢
有能な幹部がやめると部下も一緒にやめてしまう。それを思いとどまらせようとしていろいろ騒動になっている。
-
三期連続赤字「二木ゴルフ」がリスケ要請
どん底から見事に這い上がったタイガー・ウッズ選手のように、再び輝きを取り戻せる日は来るのか。
-
〔泥沼にハマる〕
孫正義「1兆円追貸し」視界ゼロ
「21兆円の株主価値で評価してほしい」。15兆円の借金を資産にすり替える、見え透いた「孫マジック」。
-
日の丸造船「野垂れ死寸前」
韓中勢は大型再編するが国内勢に対抗策なし。官民双方に問題がありそうで……。
-
「中高年婚活の星」エリマキトカゲの新原君
メディアから「将軍」と恐ろしいあだ名を付けられているが、等身大の新原君は昔から愛嬌のある「ヒール役」「いじられキャラ」なのだ。
-
太陽光業者が怒る 「桃子新郎」
メガソーラー事業者に経産省が奉加帳。新郎・新原浩朗の杜撰な制度設計が問題の根源。
-
誰も引かぬ原発ババ抜き地獄
エネルギー政策の抜本的見直しは不可欠だが、政官財すべてがリスク回避を続けている。
-
「maneo」買い叩いたJトラストの焼き畑商法
ソーシャルレンディング大手を2億円余で手に入れた藤澤信義はゼニ儲けの鬼。泣きを見るのは一般投資家か。
-
日本郵政「影の首領」が強気の理由
放送法を熟知し、政界人脈を駆使する鈴木副社長。その豪腕に依存する病んだ郵政。
-
自作自演で「ズッコケ厚労省」
荒療治の切り札として公表した「病院再編リスト」がかえって改革を停滞させかねない最悪の事態。
-
究極の無駄遣い「日本原電」
再稼働しない原発の安全対策に東電が2200億円。極まるゾンビ企業への無駄遣い。
-
松田学ら広告塔を信じた「ジュピターコイン」訴訟
30億円はどこに消えたのか？ 裏の仕掛け人と表の広告塔は、被害に無視を決め込んでいる。
-
テレ朝「早河体制」に末期症状
彼に功ならしめた「報道番組の外注とワイドショー化」が、社員を次々と枯らし始めた。
-
「バカ息子」突き放すドン・キホーテの創業者
トラブルに巻き込まれた長男に怒り心頭。安田隆夫氏は今も支援の手を一切差し伸べようとしない。
-
物議醸すシー・ティ・エヌ「株主優待投資」
投資勧誘がネットワークビジネス的に口コミで広がり、昨年3月期決算で44億円、今年は実に139億円もの売上をあげている。
-
上場BASE「売上金没収」に批判集中
東証マザースに上場したばかりのネットショップ作成会社が1本のツイートで炎上した。
-
〔インタビュー〕田島知幸氏 Alivas代表取締役CEO
「難治性便秘」治す医療機器作る
――どうして起業を。 田島 大学1、2年の時に工学部にあった起業に関するゼミに入り、会社を一つ立ち...