4年半前の「トラブル隠し」の悪夢がよみがえり、「引責」の足音が近づいてきた。だが、本当はこれを奇貨として……。
暴落の引き金になったフィナンシャル・タイムズにこぶしを振り上げた孫正義。
仕掛け人は松屋の古屋会長。大丸・松坂屋を抜く日本一のファッションデパートが誕生するか。
上海発でウォール街が震えた。この「心房細動」の連鎖は、マネー肥大症が発する危険信号だ。
簿外債務や架空取引、元暴力団組長の経営者……。不祥事のオンパレードで、「第二のライブドア」も出現か。
旧郵政互助会を揺るがす巨額追徴。権益侵された特定郵便局長会が黙っちゃいない。
当局に通報しなかったら課徴金で潰れていたかも。改正独禁法はかくも激烈。
「カネもヒトも支援するから」と、下妻を強引に口説いたのは、松下電器の森下相談役だった。
食糧か燃料かで穀物相場急騰。寡占化も進み、肥料や農薬の使用が増える矛盾も。
派手な買収報道は「自作自演」か。極度の本業不振で新たな嫁入り先探しに漂流。
傘寿にして現役ばりばりの船井哲良氏。「松坂効果」利用し、激戦の液晶テレビに殴り込み。
夕張市が15金融機関に金利減免要請。機関投資家や債券アナリストの耳目をさらっている。
21世紀型メセナは数字ではない価値を