松田学ら広告塔を信じた「ジュピターコイン」訴訟

30億円はどこに消えたのか? 裏の仕掛け人と表の広告塔は、被害に無視を決め込んでいる。

2019年12月号 BUSINESS

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「信用はプロジェクトリーダーや創業メンバーの肩書だけ」といって過言でないのが、サイバーセキュリティの推進・強化のために仮想通貨「ジュピターコイン」を発行するジュピタープロジェクトだった。この事業に絡んだ投資家11名が、10月29日、東京地裁に約1億円の損害賠償を求めて提訴した。トークン(通貨引換証)を発行して資金を集めるICO(イニシャル・コイン・オファリング)の際に事業内容を説明するホワイトペーパーや、投資家セミナーなどで配布される「Jupiter Project事業計画」を読んで、事業内容を理解できる投資家は少ない。

オーナーは札付き「城浩史」

提訴後、原告のうち6名が記者会見を開き、代理人の加藤博太郎弁護士が被害状況と提訴の内容を説明した後、原告ひとりひとりが心境を述べた。約5千万円を投資、「老後の資産を失った」と述べた原告をはじめ、被害者はいずれも悲痛だ。「投資は自己責任が原則」で ………

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