「談合破り」ハザマのそろばん勘定

当局に通報しなかったら課徴金で潰れていたかも。改正独禁法はかくも激烈。

2007年4月号 BUSINESS

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「どこかが“完落ち”とは聞いていたが、まさかあんなことまでやるとは」(大手ゼネコン土木部門幹部)2月28日、公正取引委員会は名古屋市営地下鉄工事を巡る談合事件で大林組、鹿島、清水建設、前田建設工業、奥村組の5社を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で告発し、名古屋地検特捜部は各社の担当者5人を逮捕した。談合が行われたのは、昨年2月と6月に実施された地下鉄桜通線延伸工事(野並―徳重間、約4.1キロ)の五つの工区の入札。大林組が主導し、残る4社は工事を落札した。それが公取委の告発理由だったが、談合に参加して工事を落札したにもかかわらず、公取委の告発も逮捕も免れた会社が1社だけあった。準大手ゼネコンのハザマである。「私どもの方からは公表しておりません」28日に東京・霞が関で記者会見した公取委犯則審査部第一特別審査長の山本佐和子は、ハザマを告発対象から外したこ ………

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