2008年 2 月号

HEADLINE

• キヤノンと鹿島「裏金」疑惑

  内部資料を入手。大分の2工場建設で、キヤノン常務が県公社へ鹿島をプッシュ。御手洗会長は？

• 「改造断念」福田政権の命脈

  深刻なのは「反福田」の芽が官邸内に見え隠れすること。町村長官との亀裂が内閣崩壊の引き金にもなりかねない。

• 「社会保障税」が迫る政界再編

  消費税・社会保障改革をめぐり「小さな政府派」と「リベラル派」が激烈バトル。「環境・分権連合」も旗印争いに名乗り。

• 「嫌われヒラリー」涙の復活

  大本命が緒戦で躓き、瀬戸際に追い詰められた。初の「女性」対「黒人」。奇跡の巻き返しの“秘密”は？

• 「公明党危うし」創価学会の苦悶

  次期総選挙では太田代表の当選もおぼつかない。衆院小選挙区からの撤退もあり得る。

• 北京五輪「テロ封じ」包囲網

  イスラム系独立運動をテロ勢力と断じて軍や警察を動員、中央アジアやインド、ドイツも巻き込み摘発攻勢。

• 野村HD――古賀社長退陣説の「根拠」

  サブプライムで吹っ飛んだ1400億円。メリル出資話でも機を逸した。「リスクとらぬリスク」に国内営業は鼻白む。

• 「次の爆弾」はヘッジファンド

  火がついたら大変。証券化商品の46％はファンド保有。ハイリスクな150兆円の恐怖。

• 「万能細胞」山中教授の類い希なる瞬発力

  文科相らに「オール日本」の研究体制づくりを直訴。総勢20人のチームで、圧倒的な米国に立ち向かう。