味の素「5大メジャー」への野望

世界トップのアミノ酸技術が武器。食品業界再編の「台風の目」か。

2008年2月号 BUSINESS

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食品業界の再編が加速してきた。キリンビール(現キリンホールディングス)がメルシャンを子会社化、アサヒビールがカゴメと資本・業務提携、そして日本たばこ産業(JT)と日清食品が加ト吉を共同買収……。2006年以降の食品業界で起きた合従連衡の一例だ。そんな中で派手な動きは見せていないが、再編の台風の目と見られているのが味の素だ。07年、米投資ファンドのスティール・パートナーズとブルドックソース「攻防戦」は最終的にブルドックの勝利に終わったが、その際もホワイトナイト(友好的な買収者)としてブルドックに手を差し伸べるのではないかと噂され続けたのが味の素だった。調味料「味の素」のメーカーとして広く知られているが、それだけでは同社の実力と野望は語り尽くせない。消費者には馴染み深い企業でありながら、その実力や経営の実態はあまり知られていない。「食品業界は遅かれ早 ………

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