瀕死のハゲタカ「サーベラス」

サブプライムショックで息も絶え絶え。お荷物のクライスラーを日産に叩き売るか。

2008年2月号 DEEP

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「サブプライムローン(米国の信用力の低い個人向け住宅融資)問題の拡大で資金繰りに困ったサーベラスが、あおぞら銀行を買収ビジネスの『お財布』代わりにしようとして、金融庁の怒りを買ったらしい……」昨秋、こんな噂が金融界を駆け巡った。それは、総額74億ドル(約8300億円)を投じた独・自動車大手ダイムラー・クライスラーからの米クライスラー部門の買収など、派手なM&A(企業の合併・買収)を繰り広げ、「ハゲタカ・ファンドの盟主」と評された米サーベラス・キャピタル・マネジメントでさえも、急激なリスクマネー引き揚げや大手銀行の貸し渋りというクレジット・クランチ(信用収縮)にのたうちまわっていることを物語っていた。

自転車操業の資金繰り

サーベラスが発行済み株式の37%強を握るあおぞら銀は06年11月末、サーベラスが買収した米ゼネラル・モーターズ(GM)の金融子会社GMACに5億ドル(約550億円 ………

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