シャープの暴挙に「泣く下請け」

200社の下請けを集めてコストダウン30%のお達し。「えげつなさ」は歴代社長のDNAか。

2008年2月号 BUSINESS

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「あの会社らしいと言えばそれまでだが、今度ばかりは度を越している。死ねと言われたようなものだ」シャープの下請け会社から怨嗟の声が上がっている。事の起こりは昨年10月末、シャープが三重県亀山市にある液晶パネル製造の「亀山第二工場」に200社以上の下請け業者を招集したこと。昨夏、シャープはテレビ向け液晶パネルの生産拠点としては世界最大となる堺工場の建設計画を発表している。集まった業者は新工場に関する説明会だと考えていた。確かにシャープの松本雅史副社長は堺工場について語った。しかし、それはむしろついでの話で、本題は猛烈なコスト削減要求だった。「藪から棒に、向こう3カ月で一律30%の原価低減を図ってくれと言われた」と、複数の出席者はぶちまける。薄型テレビは猛烈なスピードでコモディティー化が進み、売れ筋の30インチクラスが量販店なら7万~8万円程度で購入でき ………

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