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2008年9月号

COVER STORY〔企業スキャン〕

東証――八方塞がりで上場断念へ

イカサマ中国企業上場で大恥。新市場計画はメドが立たず、訴訟も敗色濃厚。やはり斉藤社長はその「器」でなかった。

〔火の車の惨状〕

迫り来る「新聞経営」危機

広告収入の激減で朝日でさえ実質赤字に転落。労組まで「賃金より雇用」と言い出した。

〔自民大派閥が警戒〕

危うい麻生「禅譲」戦略

出だしからベランメエで大はしゃぎ。「禅譲密約」説はあてにならず、ダークホースの与謝野が急浮上しそう。

BUSINESS

〔虎の威を借る「技術顧問」〕

キヤノンが絞め殺す「研究開発」

御手洗会長が元東大教授を「技術顧問」に招いて問答無用の大リストラ。新事業の芽を摘んで焼野原になりそう。

〔危機第3波カウントダウン〕

米銀「破綻予備軍」の魔宮

資産劣化で群を抜くメリルとシティ。地銀には「魔の金曜日」が待つ。資本欲しさにSWFと不平等契約も。

孫正義キャッシュフロー「大変」

コベナンツ(特約条項)の拘束。初の売り上げ減で銀行が緊張、今秋迎える重大ハードルの数々。

「米リーマン身売り」に三菱UFJが食い気

本命は仏BNPパリバだが、野村証券、三菱UFJにも買収を打診。続投意欲の畔柳社長は前のめり。

〔アジアのカジノ王〕

アルゼに祟るか「石原銀行」

社長や執行役に並ぶ、新銀行東京の戦犯たち。密かに進む内偵に、カジノ王の野望は頓挫するのか。

〔インタビュー〕

天坊 昭彦氏(出光興産社長、石油連盟会長)

「原油高騰」にアラーム 年平均110ドル台に収束か

「鋼材値上げ」新日鉄がトヨタにリベート

日産のゴーン社長も皮肉った両社の交渉。中小企業の悲鳴を横目に「果実」を分け合う業界トップ。

「福麻戦争」の命運握る与謝野馨

衆院解散・総選挙含みの臨時国会日程も経済対策次第。「司令塔」はどちらにつくのか。

〔インタビュー〕

山口 光恒氏(東京大学先端科学技術研究センター特任教授)

排出権取引に疑問技術革新を誘導せず

打つ手なしのGMに「破綻」の足音

使用済み核燃料再処理工場の「お粗末」

GLOBAL

〔第二の天安門事件前夜〕

中国「厳戒五輪」後の奈落

治安総動員と密告制でも、なお防げない暴動にテロ。「虚栄の宴」の後に全国規模の大動乱も。

〔Nashim Zehra Eye〕

イラク立てればアフガニスタン立たず

イラクに兵力を集中した結果、今や治安が絶望的な状況。オバマもマケインも大統領選後の増派を唱えるが。

カラジッチを裁けるか国際法廷

「北」を利した日韓の「竹島」角逐

POLITICS

「中川が逆襲」町村派は分裂前夜

中川秀直がブログで「最後通牒」。つまはじきされた「上げ潮派」は黙っちゃいない。

全国知事会が「消費税増税」の厚顔

LIFE

史上初「19歳の井山裕太」が囲碁名人戦に挑戦

5歳の時にテレビゲームで覚え、8歳で小学生名人。以来、向かうところ敵なし。将棋界の羽生に匹敵する天才か。

仏料理の巨匠が大阪で 「脱・ミシュラン」

競馬鎖国にまたも「黒船」今度は豪州炭鉱王

DEEP

〔福島県知事汚職裁判〕

「有罪知事」佐藤栄佐久の本音

全面否認して“善戦”したが、有罪判決が出て苦悩する。その「迷える羊」の心境に本誌が肉薄した。

アーバンを殺した理由なき「反社」狩り

吹き荒れる村八分で株価急落。ある日、基準も明示もなく、回覧が回って融資を干される怖さと倒錯。

連載コラム

「軍略」探照灯 田岡俊次

「軍略」探照灯

石破前防衛相の「更迭」の背景と影響

by 田岡俊次

硯の海 当世「言の葉」考 田勢康弘

硯の海 当世「言の葉」考

いまに通じる『敗戦真相記』

by 田勢康弘

手嶋龍一式INTELLIGENCE 手嶋龍一

手嶋龍一式INTELLIGENCE

「中華躍動」の前でかすむアメリカ

by 手嶋龍一

経営者のひきだし 街風隆雄

経営者のひきだし

中村 邦夫氏(松下電器産業会長)

by 街風隆雄

CHALLENGER

 ・長谷川 裕一(日本ニュービジネス協議会連合会 新会長)

BOOK Review

 ・「大連の原発」が予見した「カオスの五輪」

隗より始めよ

 ・「ガバナンス不在」米住宅金融公社の怪

メディアの急所

 ・「広告減収」でTBSの業績が急降下

 ・「日経電子新聞」プラス3千円の皮算用

如是我聞

 ・鈴木 崇弘(シンクタンク2005・日本理事・事務局長)

policyの極意

 ・「麻生クーデター」の第2幕

industryの極意

 ・「クラウン」というブランドの相克

IMAGE Review

 ・映画『スカイ・クロラ』

ひとつの人生

 ・鶴岡 俊彦氏(元農林水産事務次官)

RELIGIOUS WORLD

 ・北京五輪を「信仰発揚」の場とする創価学会ら

LOCAL EYE

 ・「副知事」めぐり橋下知事と堺屋太一が仲違い

 ・編集後記

本号の読みどころ

東京証券取引所――八方塞がりで上場断念へ

「アジアの中核市場」の地位の再確立を掲げる東証が、その目玉として昨年4月にマザーズに上場させた中国本土系企業で、CEOの横領が発覚しました。赤っ恥どころか、企業の鑑識眼ゼロであることが明るみにでて、計画中のプロ投資家向け市場「日本版AIM」まで遠のきました……

本号の新聞広告 2008年9月号の新聞広告