同性愛容認めぐり聖公会が分裂の危機

2008年9月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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日本を含めた全世界160カ国に7千万人の信者を擁するキリスト教聖公会(アングリカン・コミュニオン)が分裂の危機に揺れている。同性愛者や女性の司祭登用など世俗世界の変化を受け入れる英・米・カナダなどの「リベラル派」に対し、聖書の厳格な解釈を求めるアフリカやアジアの「保守派」が対立している格好だ。英南東部カンタベリーでは8月4日、全世界の聖職者らが集まるランベス会議(10年ごとに開催)が開かれたが、ナイジェリアやルワンダ、ケニアの大主教など全体の約4分の1にあたる保守派がボイコット。同会議に先立ちイスラエルで対抗会議を開き、まとめ役である英国国教会の最高聖職位者カンタベリー大主教、ローワン・ウィリアムズ氏を攻撃する声明を出した。亀裂の発端は2003年に米国で同性愛者の大司教が叙階されたこと。英国で可決された女性の大司教登用にも保守派は反発している。聖公会 ………

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