孫正義キャッシュフロー「大変」

コベナンツ(特約条項)の拘束。初の売り上げ減で銀行が緊張、今秋迎える重大ハードルの数々。

2008年9月号 BUSINESS

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8月5日、東京のホテルで開かれたソフトバンクの4~6月決算発表会は、孫正義社長一流の見事な演技力を見せた。前年同期比で営業利益6%増、経常利益8%増と威勢のいい数字を並べるのもそこそこ、あとはアイフォーンの実質値下げとなる新料金プランを発表して記者の歓心をそそり、決め台詞で大見得を切った。「アイフォーンを使うことで人生が変わる」確かに変わる。ユーザーの人生ではなく、ソフトバンクの寿命が。今秋、同社にはキャッシュフロー(CF)危機が到来するからだ。四半期決算を虚心坦懐に分析してみればいい。4~6月の手元流動性は前年同期の6049億円から5258億円に落ち込んでいる。実質値上げで営業CFは528億円改善したが、投資CFが907億円と急減、財務CFも322億円減と、CF“枯渇”の前では焼け石に水なのだ。ソフトバンクは「実質フリーCF」指標としてEBITDA(税引前利益+特別損益+支払利 ………

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