一 刻の猶予も許されないのに、産業革新機構の迷走で時計の針だけが虚しく進む。行き着く先は決まっている。
移転か残留かの二者択一でなく、両方を生かす「アウフヘーベン」で、「空砲」アベノミクス成長戦略のお株を奪う。
前事務次官の次の一手は、文科省のトップとして取り組んだ「東京五輪」と首相官邸の闇を暴くことではないか。火砕流は止まらない。
不動産の保有リスクをゼロにできるJリートの物件は、「収益還元法」のマジックも手伝い、評価が高くなるが大丈夫か。
見落としてはならないのは、幹事長転身を熱望している菅官房長官の去就。官邸に残留すれば政局の火種になりかねない。
米大統領選とブレグジットを「操縦」した覇王たちの凄まじい暗部。英ガーディアンの調査報道を本誌特約で連載。
なぜミサイル発射は多種多発なのか。建国70年の来年までに「南北統一大戦の全準備を終えろ」と指示した真意。
「なぜ、今」と、首相官邸や霞が関のインテリジェンス関係者に広がる不信感。前社長の功績を抹消する現社長の愚挙。
東芝のWH買収が原子力立国計画に弾みをつけ、経産省のお墨付きを得た東電が老朽原発の維持に舵を切り、あの大事故を起こした。
マイナス金利下の収益源として、「総量規制外」などをテコにえげつなく荒稼ぎ。自己破産急増で「多重債務」再燃。
自動車産業に劇的なパラダイムシフトが訪れた。「震源」は米国とドイツ。日本の自動車メーカーは乗り遅れている。
反イランで乾坤一擲のサウジ厚遇。対イスラエルもクシュナーが主導。世界で孤立し、ロシア・中国は高笑いか。
米国法人でシステム不具合、顧客が離散しても最高益。機関投資家が現地調査に乗り出した。
出融資130億円がたった4カ月でパー。千代建の社長はクビ、郵船社長が無傷とは。
投信業界がソッポを向く低パフォーマンス。首相官邸の威を借る森金融庁長官のメンツは丸潰れ。