伊プラダが嵌る「バブル地価」

不動産の保有リスクをゼロにできるJリートの物件は、「収益還元法」のマジックも手伝い、評価が高くなるが大丈夫か。

2017年7月号 BUSINESS [ルポ無間地獄]

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神戸市の元町駅に近い旧居留地には、明治時代の風情が残るおしゃれな街並みに、ブランドショップが軒を連ねる。5月末、その一角に、イタリアの世界的なブランドであるプラダの「miumiu」がテナントとして入る3階建ての店舗が姿を現した。この土地を保有するのは、「投資法人みらい」という一般投資家から資金を集めて不動産に投資をするJリートだ。昨年12月に上場すると同時に63億円でこの土地を買った。広さは384㎡なので、1㎡当たり約1641万円。この店の前の道路についている相続税路線価は同106万円なので、15.5倍にもなる。不動産登記簿には銀行などが融資の担保に取っていることを示す「抵当権」や、その土地を担保に融資をする際の限度額を設定していることを表す「根抵当権」が残っている。銀行はいざとなったら担保を処分して融資を回収するので、後から貸した銀行などは、取りっぱぐれることが ………

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