いかんぜよ郵船・千代建「瞬殺」減損

出融資130億円がたった4カ月でパー。千代建の社長はクビ、郵船社長が無傷とは。

2017年7月号 BUSINESS

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坂本龍馬の海援隊に始まり、三菱グループの源流でもある日本郵船は、三菱グループ御三家(三菱重工業、三菱商事、三菱東京UFJ銀行)を凌ぐ別格の存在らしい。スリーダイヤのマークを用いず、決算短信の右肩には海援隊と同じ白地に二本の線が入った「二曳の旗」がはためく。その郵船が2017年3月期決算でお粗末、というより不可解な損失を計上した。話は15年8月にさかのぼる。千代田化工建設がシンガポールの海洋開発大手エズラ・ホールディングスとの間に、海洋土木や海底油田の開発を手掛ける合弁会社を立ち上げることで基本合意に達した。EMASチヨダ・サブシー(ECS)社がそれだ。ECSはエズラ傘下のEMAS AMC社を継承し、エズラと千代建の折半出資だ。

出遅れ「海洋開発」に焦り

辞めない人(日本郵船の内藤忠顕社長)Photo:Jiji Press辞める人(千代田化工の澁谷省吾社長)Photo:Jiji Press千代建は50%の持ち分を確保するため ………

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