「ソニー半導体」の慢心/したたかアップルがサムスンと両天秤

ソニーセミコン出身のアップル購買担当が足元を見て、どっちが良いか品定め。

2026年3月号 BUSINESS

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ソニーグループは2月5日、26年3月期連結業績予想の売上高を前期比2%増の12兆3000億円、営業利益を同21%増の1兆5400億円に上方修正した。今期3度目の上方修正となり、米国関税政策やメモリー価格の高騰などの逆風を吹き飛ばした。発表後に株価も上昇した。中国や韓国勢の台頭で、テレビやパソコンなどで赤字を垂れ流していたソニーは2010年代前半に大規模な構造改革を断行。エレクトロニクス事業から、ゲームや音楽、映画などエンターテインメント事業を主力とする企業に転換した。現在は売上高の約6割超をエンタメ領域で稼ぎ出す。十時裕樹社長兼最高経営責任者(CEO)は「事業ポートフォリオは静的ではなく、常に動的なもの。テコ入れが必要な部分があれば、迷わず手を入れていく」と語り、組み替えを積極的に行っている。直近ではテレビ事業を分離し、中国TCLと合弁会社を設立すると発表した。ソフ ………

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