前川が暴く 「東京五輪」の闇

前事務次官の次の一手は、文科省のトップとして取り組んだ「東京五輪」と首相官邸の闇を暴くことではないか。火砕流は止まらない。

2017年7月号 DEEP [「安倍官邸」の終わりの始まり]

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「これは日本版ポロニウム事件ではないか」――。安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人加計学園(岡山市)の獣医学部新設に絡み、「総理の意向」などと記した文書について文部科学省前事務次官、前川喜平(62)が「文書は本物だ」と捨て身の内部告発に打って出た。そのさなか、前川の人格を攻撃し社会的抹殺を図ろうとして、官邸が読売新聞にリークした――と物議をかもした5月22日の「出会い系バー通い」報道は、文科省のみならず、霞が関のエリート官僚たちを震え上がらせた。冒頭のポロニウムとは、約10年前、テロ疑惑へのロシア政府の関与を告発し、猛毒ポロニウムを盛られて暗殺された元露スパイの謀略事件になぞらえて、ひそひそと囁かれている「隠語」である。自らの看板政策である岩盤規制改革に血道を上げる首相が40年来の「刎頸の友」のために、大学獣医学部開設に向け、何らかの便宜を図 ………

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