北朝鮮抑止でトランプ「尻すぼみ」

軍事攻撃は犠牲が大きすぎて踏み切れず。米国の足下を見る中国は制裁サボタージュ。

2017年7月号 GLOBAL

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6月8日、北朝鮮は東部の元山から地対艦ミサイルと見られる飛翔体を発射した。5月には3回(14日、21日、29日)、4月にも3回(5日、16日、29日)ミサイルを発射、平均して10日に1回というハイペースだ。にもかかわらず、北朝鮮にかつてなく強い圧力をかけているはずの米国と中国の反応がトーンダウンしている。わずか数カ月前、「すわ軍事衝突か」と国際社会が身構えた強硬姿勢がまるでなかったかのようだ。どういうことなのか。経緯を振り返ろう。今年1月に発足した米国のドナルド・トランプ政権は3月以降、ジェームズ・マティス国防長官やレックス・ティラーソン国務長官が、北朝鮮の核兵器・ミサイル開発を阻止するために軍事行動や政権転覆を含む「あらゆる選択肢」を検討していると公言。トランプ大統領は自身のツイッターやメディアのインタビューで、中国がもっと北朝鮮に圧力をかけるよう要求しつ ………

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