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2011年6月号の読みどころ

2011年05月18日発行

[震災に円高の二重苦] 景気暗雲と「日銀副総裁の乱」

5月上旬、円相場が再び1ドル=80円を突破。その裏で世界の商品市況で銀相場が暴落、高騰していた金も原油も下落しました。引き金は新興国の金融引き締めです。他方ではユーロ相場が大幅安に。不況の足音に、日銀の経済回復シナリオも崩れ始めています。


ナベツネ「悄然」で読売混沌

盟友、氏家斉・日テレ会長を失い、孤影悄然とする読売新聞グループ本社の渡邉恒雄会長。その逆鱗に触れ震災後の1千万部の大台維持をめぐりついに内山斉社長が切り捨てられ、新聞協会長を1期で退任、失脚が確定した模様です。ポスト渡邉レースは?


[「二頭政治」の崖っ縁] 「沈没するシャープ」は藁をもつかむ

震災後、大型液晶パネル工場を停止したシャープ。しかし停止の実態は、大震災にかこつけた在庫調整でした。堺工場の採算のため同業他社と提携しようとした思惑はすべて外れ、液晶での優位性もここ数年で消滅。町田会長と片山社長の確執は抜き差しならぬ状態です。


[「東海地震」本当の切迫度] 「浜岡原発」大津波はいつ来るか

浜岡原発停止の根拠になった東海地震は、全国で群を抜く発生確率。密な観測網が整備され、御前崎を囲む「アスペリティ(強い地震波を出す固着域)」の存在も明らかに。しかも東日本大震災後、日本列島の地殻は緩み、予想外に早く発生するとの懸念が拭えません。


[大物財界人、北京の挫折] 丹羽・駐中国大使が辞意

駐中国大使に抜擢された「伊藤忠中興の祖」丹羽宇一郎氏がめざしたのは大使館合理化計画。が、即断即決の民間流にキャリア公使らが指示をはぐらかす面従腹背。震災後に官邸に提案した復興支援プランも空振りに終わり、ついに後輩社長に漏らした意向は……。


5月25日以降、フリー・コンテンツを順次アップしていきます。