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2012年11月号の読みどころ

2012年10月18日発行

〔企業スキャン〕日本IBM─オリンパスに「悪知恵」

「メガバンクの仮面」シリーズの延長戦。今度はニイウスコー事件の陰の主役、日本IBMの「粉飾DNA」を追跡しました。75周年記念のイベントに泥を塗った大歳卓麻最高顧問の盗撮事件は、この優等生外資を蝕んできたモラルハザードの帰結です。あのオリンパスの巨額損失隠しのプレゼンもIBMの経営コンサル部門が関与、本誌は目くらましを指南する証拠のメールを入手しました。巨象を踊らせた「ガースナー改革」の虚像を暴く!


〔北尾吉孝の懇願〕SBIが「身売り」工作失敗

9月上旬、SBI総帥、北尾吉孝CEOのたっての希望である会合が開かれました。出席者の一人はかつての盟友で、いまや時の人の孫正義ソフトバンク社長。そこにヤフーの宮坂社長と元最高幹部が同席しました。北尾氏には孫氏の口添えを期待して、若い宮坂社長に「うちの証券と銀行以外を買ってくれ」と切り出しましたが、にべもない返事が返ってきました。そして中間期末、またもや無理くり算段の決算操作の地獄です。


DeNA直撃「グループスの闇」

韓国系のゲーム企業大手ネクソンが今月1日、突如365億円で買収すると発表したのは、「モバゲー」サイトに人気ゲームを提供する有力SAP(ゲーム提供業者)のグループス。モバゲーを運営する交流サイト大手、DeNAは、この稼ぎ頭をなぜむざむざと“寝取られた”のでしょうか。グループス創業者は「脛に傷」ある身で「上場不可能」だったあげくの出口ですが、買収の窓口にこれまた「脛に傷」ある男が絡み、思わぬ展開も……。


〔チャイナリスク〕中国撤退か否か 日本企業が窮地

「尖閣」で反日デモが吹き荒れた9月半ば、中国側で飛行機の着陸許可が出ず、トヨタの張会長は訪中を断念しました。焼き打ちにあった日本車は3~6割以上の販売減と総崩れに。小売りは休業、売上減に追い込まれ、日本製品の不買リストがネット上で喧伝されています。だが、逃げようにも逃げられない。恣意的な「出国制限」を可能にする悪法があって軍事衝突があったら起動しかねません。顕在化した「チャイナリスク」の総力特集!


自衛隊スパイ組織で「機密漏洩」事件

公安当局も一目置く自衛隊の諜報機関「情報保全隊」の内部資料がダダ漏れです。平和団体、自治体幹部からイスラム教徒まで監視していた内部資料が「アカハタ」にすっぱ抜かれました。政権交代で民主党政権にすり寄り、野党の自民と共産党を監視していたことが暴露されたうえ、10年の沖縄県知事選では仲井真当選を見越して「転向」を予見するなど、普天間移転を抱えた北沢元防衛相が保全隊を政治利用していた疑いも浮上しています。


10月25日以降、フリー・コンテンツを順次アップしていきます。