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2009年12月号

COVER STORY〔長期金利に黄信号〕

市場が復讐「鳩山放漫財政」

馬脚が現れた「マクロ音痴」。打ち出の小槌ばかりで、絞れぬ濡れ雑巾。長期国債市場は風雲急を告げる。

〔再国有化へ逆コース〕

「斎藤郵政」破綻のシナリオ

「渡り官僚」で固めた幹部人事。「ハイエナ」紳士も混じる。究極の時代錯誤で、最後のツケは税金か。

〔企業スキャン〕

ヤマダ電機 忍び寄る「第二のダイエー」

「家電維新」と銘打って池袋に巨艦店オープン。家電以外に手を広げたコングロ化は、高コストで利が細る。

BUSINESS

「敗軍の将」イオン社長に退陣論

時価総額が就任時の半分に落ち込んだ。部下の意見に耳を貸さぬワンマン社長に高まる批判。

ウィルコムに孫正義の「隠れた欲望」

また欲しがりのビョーキが出た? ライバルを押しのけて、背伸びの資金調達に出れば、市場が壊れる。

「郵政」目くらましに博報堂疑惑

亀井節は絶好調。露骨な天下りと改革逆行への批判をかわすには、チーム西川を「悪役に」。

三井住友がマツダの「嫁ぎ先」探し

エコカー対応の遅れが致命傷。メーンバンク主導で世界自動車再編の「台風の目」になるか。

富士通社長解任劇の裏で「社内スパイ」

これほど陰湿極まりない人事がまかり通る企業があるとは……。本誌11月号で富士通の野副州旦社長辞任の真...

侮れぬ中国「OPhone」の深謀

見た目は「野暮ったいiPhone」だが、猿真似ではない。垂直統合で次世代覇権めざす。

ゴールドマンV字回復の際どさ

「ガバメント・サックス」と皮肉られる圧倒的な政治力。これではどこも勝ち目がない。

〔インタビュー〕

古川元久氏(内閣官房国家戦略室長内閣府副大臣、行政刷新会議・経済財政政策等担当) 

予算編成の公開こそ 「平成維新」の第一歩

火を噴いた「神戸空港廃港」論

日航が来年5月末までに全面撤退。関西経済同友会の山中諄代表幹事の爆弾発言で大揺れ。

米金融機関監督の「FRB集中」骨抜き

危なっかしい峰崎「新政府税調」

「非常事態のヤマハ」がすがりつくトヨタ

GLOBAL

〔LABYRINTH〕

【天然ガス革命】北米の「福音」

「ガス大国」ロシアが青ざめた。米国全土に新たな鉱床。LNG輸入激減で世界の資源地図が塗り替わる。

〔乱舞する代替案〕

「アフガン増派」で米国分裂

「この戦争は敗北間近」。現地米軍司令官の要請に、ノーベル平和賞のオバマ大統領は苦渋の選択を迫られた。

サムスン快走「異次元の成長パワー」

過去最高益を塗り替え、2020年に売上高を今の4倍、4千億ドルに引き上げるとぶち上げた。

中国唯一のスクープ誌「財経」蹉跌

「最危険的女人」編集長の調査報道が当局に煙たがられ、投資家と対立して、ついに独立へ。

【天然ガス革命】浮上する石炭火力の「全面ガス転換」

【天然ガス革命】中国・豪州「資源摩擦」モンゴルで手打ち

アフマディネジャドイラン大統領はユダヤ人?

中国「人権抑圧」にドイツ首相が痛烈な一語

POLITICS

〔自民党の息の根止める〕

破天荒「小沢流日本改造」の核心

内閣は原口、党務は細野、国会は松本と新世代の首相候補を抜擢し、自民党の息の根を止める。

民主党のアキレス腱「長妻厚労相」

「ミスター年金」が「検討中」を連発する不甲斐なさ。巨大組織を率いる大臣は荷が重かった?

小沢の新兵器「秘書上がり軍団」

DEEP

〔行政刷新会議の荒業〕

「補助金漬け」天下り法人の窮地

巨額の補助金と天下りがセットの「官の聖域」に切り込む行政刷新会議。「事業仕分け」の威力が問われる。

鳩山献金と母安子の「隠れ蓑」友愛会

「友愛」とは「母の愛」か。3代に仕える「家の子郎党」が、安子の意を体して、惜しみなく資金を届けた。

「二つの故宮」初の合同展が波紋

福島汚職「賄賂0円」判決の前代未聞

連載コラム

「軍略」探照灯 田岡俊次

「軍略」探照灯

「冷戦終結20年」繰り返す歴史

by 田岡俊次

硯の海 当世「言の葉」考 田勢康弘

硯の海 当世「言の葉」考

古き良き「ナベツネ」の時代

by 田勢康弘

手嶋龍一式INTELLIGENCE 手嶋龍一

手嶋龍一式INTELLIGENCE

「国際約束」に無自覚な鳩山政権

by 手嶋龍一

日記逍遥 山本一生

日記逍遥

中原延平日記と道義的禁輸

by 山本一生

如是我聞

 ・西村 康稔(自民党衆議院議員)

隗より始めよ

 ・民主党農政「農協迂回」は石破改革に近い

メディアの急所

 ・「現業のタブー」に踏み込む新聞経営

 ・止まらぬ「夕刊廃止」と紙面の劣化

BOOK Review

 ・「頂上」を去った俳人の「麓」

MUSIC Review

 ・ドヴォルザーク『交響曲第7番』ほか

IT万華鏡

 ・アップル「OS無料化戦略」の波紋

 ・雑協が「エニグモ潰し」の舞台裏

RELIGIOUS WORLD

 ・新宗連が「アンチ霊感商法」キャンペーン

LOCAL EYE

 ・「首長連合新党」を封じ込めた原口総務相

 ・編集後記

本号の読みどころ

「斎藤郵政」破綻のシナリオ

大蔵省退官後も官の息がかかった組織を渡り歩いてきた斎藤次郎社長、自民党政権で「官邸の黒幕」と呼ばれた坂篤郎副社長。日本郵政の新布陣にはその上、「資本のハイエナ」の架空増資事件で常連だった人物まで入り込んでいました……

本号の新聞広告 2009年12月号の新聞広告