スクープ!「消えた107億円」/吉本興業と縁切ったカリスマ大﨑洋の「暗部」

カリスマと崇め奉られてきた元会長はなぜ、大阪万博の催事検討会議の共同座長就任を機に、古巣との関係を一切絶ったのか。

2024年7月号 BUSINESS [危うさ満載]

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2024年4月24日、吉本興業ホールディングスのホームページに「コーポレートガバナンスの強化等について」と題する長文の声明が掲載された。週刊文春が昨年12月から続けたダウンタウンの松本人志氏(60)の性加害疑惑報道などを受けた内容で、具体的には昨年7月から取り組んでいるコーポレートガバナンス(企業の内部統制)体制の整備・強化や、コンプライアンス(法令順守)意識の向上を図ることを謳っている。声明はその最後に「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への取組み」として、「改めて、吉本興業グループ行動憲章をはじめ、様々な理念・方針等を遵守する必要性を再認識している」と強調。その上でこのように締め括っている。「なお、当社は、大阪・関西万博の開催・運営における中立性や公正性を害することがないよう、日本国際博覧会協会による公募案件を含め同協会が発注する事業は受託 ………

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