読者の声

2021年11月号 連載

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東日本大震災、原発事故以降、ファクタは被災地を定点観察的に取材、レポートしてくれています。幸いそれぞれの災害で個人的には大きな被害はありませんでしたが、今年2月の地震の揺れには恐怖を感じました。津波こそなかったですが、あちこちで崖崩れが起きました。2年前には30年に一度の大洪水が2回も起こり、被害は駅前含めた市街地全体に及び、災害ごみの処理も膨大でした。

ようやく落ち着いたところでコロナ禍です。人口が3万人程度と少ない相馬市では相馬モデルと言われるほど円滑にワクチン接種が進みました。市長が医者でもあり、外部医療スタッフのノウハウを生かし、7月16日で16歳以上の2回接種率は84.4%と高い水準を実現しています。予約は不要で市が指定した接種日時の封書が届きます。都合が悪く変更するケースは5%だけでした。その効果もあり累計感染者は90人ほどで収まっています。国内のモデルケースになるほどの市の接種体制づくりは、震災以降の度重なる災害に対応してきた経験のなす結果だと思います。

相馬市在住 一級建築士 鈴木 浩

   

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