読者の声

2025年4月号 連載

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日本は大変な国になりました。何しろ少子化で生まれる子供が70万人を切り、そのうえ、日本の将来を背負う子供が小中高生500人以上、大学生を含めると毎年1000人が自殺するという自殺大国となっています。一人が成人して、生涯の賃金が平均2億円というから莫大な国家的損失になるわけです。その原因は多々あるにしても、根本の食(とりわけミネラル不足)を見直さないで、問題児を精神科に送り、薬で自殺に追い込まれる子供が実に多いといわれています。異次元の少子化対策はどこに行ったのでしょう。薬の売り上げはここ数年で40倍に増え、企業・団体献金もなくさないというから、さらに自殺者は増えるでしょう。子供の命が利権の犠牲になっているのです。「年収の壁」もいいが、10人自殺者を減らせば、20億円の国家利益になるのです。どの政党がこの国家的問題に手を付けるか。人の命が簡単に葬られている国はそう多くはないでしょう。バッジを付けた皆さんはまず、命を守ることに、全力を尽くしていただきたいものです。

いじめ・自殺防止国民運動本部理事長 平林朋紀

   

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