トヨタ「奥の院」東和不動産人事で異変

歴代秘書の「天下り」先企業が三井不動産から社長を招聘。不動産開発の新戦略か懲罰か。

2021年5月号 BUSINESS

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トヨタ自動車グループの不動産会社、東和不動産(本社・名古屋市)は今年6月の株主総会とその後の取締役会で、鵜飼正男社長が退任し、後任に業界最大手の三井不動産でワークスタイル推進部長を務める山村知秀氏を迎える人事を内定した。東和不動産でトヨタグループの出身者以外が社長に就くのは初めて。このため、この人事はグループ内に衝撃が走り、様々な憶測を呼んでいる。

名古屋駅前を「丸の内化」

東和不動産はトヨタや豊田自動織機、豊田通商などが出資するグループの資産管理会社で優良企業。代表的な所有物件としては、毎日新聞社と共同で運営、トヨタの本社機能が入る名古屋駅前の高層ビル「ミッドランドスクエア」がある。現会長は豊田章男氏。前会長は豊田章一郎氏であり、豊田家とゆかりが深い企業だ。歴史を遡ると、トヨタ初代社長の豊田利三郎氏が1940年、名古屋市から名古屋駅前の土地の払い下げを受けたことに ………

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