エムバイオテック 代表取締役 松田和洋氏

マイコプラズマ「精密抗体測定法」

2020年10月号 BUSINESS [ヴィジョナリーに聞く!]

  • はてなブックマークに追加

――御社のコア技術は?

松田 肺炎や血管炎、神経炎などを引き起こす細菌、マイコプラズマの細胞膜にある天然の抗原成分を取り出して精製し、10年かけて構造を明らかにし、さらに10年かけてそれと全く同じ構造の物質を化学的に合成することに成功しました。その後10年の開発研究で、新型コロナウイルス「COVID–19」で話題になっている遺伝子工学の手法で作るものに比べ、ものすごく性能の良い抗体測定法と、非常に特異的な抗体を誘導するワクチンを作る方法を確立しました。抗体測定のほうは微量の抗体を測定でき、診断薬として薬事承認が出ればすぐに臨床で測定できる段階に、ワクチンも臨床試験を経れば2、3年でヒトに使える段階まで来ています。

――これまで発症早期からの確実な診断が困難でした。

松田 マイコプラズマ感染症は発熱、咳、喉が痛いなどの症状が出てから、1週間ほどで気管支炎や肺炎 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。