2020年6月号 連載
新型コロナで明け暮れている内に花見の季節もゴールデンウィークも終わり、入梅が目前になってしまった。コロナは今年の重大ニュースのトップにランクされ、2020年はCOVID−19の年として世界の歴史に残る。
未知のウィルスとの遭遇で、生死を分けるものは何か、社会は、自分はどうなるのか、終息するのはいつなのか、そして終息後の世界はどうなるのかなどなど、誰しも不安に思っている。
ネットやSNSの普及でデマやフェイクはあっと言う間に広まってしまう。しかも不安を掻き立てる内容ほど広がって行く。こう言う時だからこそ、正確な情報が欲しい。目の前の感染者をどうやって助けるのか、経済的な困窮者をどうやって救うのかが緊急の課題である事は言うまでもない。
しかしコロナとは長い戦いが予想される。おまけに世界は繋がっているので日本だけでコロナの終息はできないし、その後の展望も開けない。長い時間軸での政権の舵取りや諸外国の動向なども併せて報じて欲しい。こう言う時だからこそ豊富な取材源を持つFACTAに期待している。
大阪在住 自営業 前田健