「東京ビッグサイト」五輪転用で展示会が悲鳴

20カ月もの長期にわたり展示場の利用を制限。モーターショーもコミケも会場が足りず、経済損失は甚大。

2017年5月号 BUSINESS

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2020年の東京オリンピックによって、首都圏の大規模見本市・展示会の開催が崖っぷちに追い込まれている。有明の「東京ビッグサイト」が五輪のメディアセンターとして使用され、20カ月間も利用が制限されるからだ。その経済損失は1兆2千億円に達するとの関係団体の試算もあり、展示会ビジネスに依存する数百もの中小事業者からは悲鳴が漏れ始めている。3月、安倍晋三首相は独ハノーバーを訪問、100カ国から20万人が訪れる欧州最大のIT見本市「セビット2017」で講演した。これまで日本企業の出展は10社程度だったがメルケル独首相の要請に応じ118社・団体に拡大。日本企業幹部が大挙して同行、現地ではホテルの値段が例年以上に跳ね上がるなど大きな経済効果をもたらした。セビットが開かれたハノーバー国際見本市会場は、展示会場面積が約47万㎡で世界最大(日本展示会協会調べ)。国内最大の東京ビッグ ………

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