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2008年11月号

COVER STORY〔大恐慌クライシス〕

三歩先が見えぬ白川日銀

米欧総力戦で、やっと金融恐慌の闇に薄日。だが、ゼロ金利回帰を拒む日銀の「孤高」は、円の独歩高を招く。

〔企業スキャン〕

三菱UFJ――畔柳社長「大勇断」の内幕

土壇場で出資条件を見直す離れ業。モルガン・スタンレーへの投資は「百年に一度のチャンス」と、一世一代の大勝負に出た真相。

〔政権をオレによこせ!〕

土壇場で小沢に「勝負手」

オレが不人気なら看板を岡田克也に替えて戦えばよい。体調を壊した小沢のホンネか。

BUSINESS

〔史上空前の増産ラッシュ〕

「太陽電池バトル」日本勢の勝算

ドイツに続き韓国も強力な国策支援。このままでは半導体や液晶と同じ負けパターンに陥りそうだ。

新生銀行襲う中間決算「危機」

筆頭株主のJCフラワーズ社がサブプライム問題で大やけど。売却先探しに躍起だ。

NTTドコモの懲りない海外投資

株式評価損で1兆5千億円をどぶに捨てた苦い過去。またもや「ババ」を引かされそうだ。

「危ないりそな銘柄」長谷工の悲哀

「再生のモデルケース」と持て囃された長谷工株が急落。窮地に立たされた真相。

労基署を愚弄するシャープ新工場

24時間突貫工事で死傷者が続出し、下請けも泣く。これが一流企業の工事現場か。

〔インタビュー〕

清水 正孝氏(東京電力社長)

TEPCOらしさで逆境を克服できるか

ポールソン「銀行国有化」の禍根

「北尾金融帝国」火だるま従業員投信の阿鼻叫喚

「大森永」誕生阻む二つの創業家

NGNがプロバイダーを滅ぼす

「あのサーベラス」が西武HDを売却か

GLOBAL

〔世界は「無極」のカオス〕

「超大国アメリカ」退場の衝撃

「このままでは勝てない」。アフガンでもイラクでも、対テロ戦争は元の木阿弥。日本の給油特措法もかすむ。

〔メラミンの裏で中国権力闘争〕

習近平の「強敵」汪洋と胡春華

乳製品汚染と炭鉱事故に乗じて、矛先を共青団派に向けるが、太子党批判や政治改革論に火がついて…。

「病める金正日」が引き出した米国の焦り

重病説におののき、早期崩壊を避けるため、テロ支援国指定を解除。日本はもう6カ国協議に頼れない。

パキスタン・米国「同盟」亀裂深し

POLITICS

図太い小池の「次の一手」

小泉に振られてもへっちゃら。めざすは「総理」の一点張り。総選挙後は何でもありか。

LIFE

次世代マルチメディア携帯に暗雲

デジタルラジオからエフエム東京が離脱。事業体はにわかに資金難。本放送は大丈夫か。

DEEP

〔さようなら、純ちゃん〕

「小泉突如引退」の深層

小沢との天下分け目の決戦を前に、希代の権力闘争家は「なぜ」自ら劇場の幕を引いたのか。

「高橋治則の亡霊」が操る怪しい会社

何ゆえか、役員欄には元三菱商事副社長や元米国務長官らの名。糸を手繰ると、稀代の口先男が浮かぶ。

暴かれる金融無法地帯「トランスデジタル」の闇

老舗の「ハコ」企業が倒産。故高橋治則、黒木正博らグレー人種の勢ぞろいに、捜査当局は「しめた」とばかり…。

永田町揺さぶる女社長の贈賄捜査

連載コラム

「軍略」探照灯 田岡俊次

「軍略」探照灯

インド洋給油活動の思いちがい

by 田岡俊次

硯の海 当世「言の葉」考 田勢康弘

硯の海 当世「言の葉」考

“絶滅危惧”タイプ麻生の関が原

by 田勢康弘

手嶋龍一式INTELLIGENCE 手嶋龍一

手嶋龍一式INTELLIGENCE

麻生国連演説と官僚機構の間合い

by 手嶋龍一

経営者のひきだし 街風隆雄

経営者のひきだし

オリックス会長兼CEO(宮内 義彦氏)

by 街風隆雄

BOOK Review

 ・ヴィンテージ「偽装」の優雅と愚劣

隗より始めよ

 ・食料自給はポピュリズムに流されるな

CHALLENGER

 ・漆間 巌(内閣官房副長官)

メディアの急所

 ・大手新聞の広告営業はお先真っ暗

 ・日経が「コアタイム記者制度」を導入

policyの極意

 ・バーナンキが準備する大恐慌対策

industryの極意

 ・類のない発展の「軽」の思想

IMAGE Review

 ・映画『12人の怒れる男』

如是我聞

 ・大坪 直行(経心会 代表)

ひとつの人生

 ・小島 直記氏(作家)

LOCAL EYE

 ・福岡空港「新設」論議がようやく大詰めへ

RELIGIOUS WORLD

 ・米国にもの申す池田大作氏の「見果てぬ夢」

 ・編集後記

本号の読みどころ

[大恐慌クライシス] 三歩先が見えぬ白川日銀

株価の大幅下落で大恐慌の危機に直面した世界は、ワシントンのG7会議で異例の行動計画を発表後、間髪を容れず米欧は大がかりな金融機関への資本注入策に踏み切り、日米欧の中央銀行によるドルの無制限の供給などで、心停止状態の市場を蘇生させようとしました。しかし株価の急反発は1日だけ……

本号の新聞広告 2008年11月号の新聞広告