千載一遇の「国会改革」の大チャンス!
2024年12月号 POLITICS [キーマンに聞く!]
――30年ぶりの「ハングパーラメント(宙づり国会)」でキャスティングボートを握りました。
古川 この間、久しく「国会審議の形骸化」が叫ばれ、それが政治に対する国民の信頼を失わせる一因となってきました。まさに千載一遇、抜本的な国会改革を進める大きなチャンスを得ました。
――国対委員長を長く担われたご経験から形骸化した国会をどのように変えたいとお考えですか。
古川 さまざまな形で国会審議を活性化させていきたい。たとえば現在、委員会での議論は殆どが政府と議員との間のやりとりのため、委員会が所管する省庁の大臣の日程が取れないと定例日であっても委員会は開催されません。しかし今後は委員会の定例日には必ず委員会を開催することとし、大臣がいない時には議員間討議を行ったり、外部有識者を招いて参考人質疑を行うようにしたらいいと思います。また党首討論について、石破 ………
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