2020年1月号 連載
12月号は電通の収益悪化、医者と製薬会社の悪しき慣習、ポスト安倍、中国人留学生の動向の各記事をとくに興味深く拝読しました。11月号はWWFの驚くような人権侵害の記事が衝撃的でした。
広告構造の激変や医療業界の悪弊の暴露など、これまでの常識や悪慣習がガラガラと崩れつつあること、時代の変化を感じさせられます。
FACTAは、こうした深い洞察と情報収集に基づき、新聞やテレビでも得られる通常の見方とは異なる記事が多く読めるので、世の中の底流を掴むために楽しみに愛読しています。
要望としては、昨今は国内情勢だけでなく国際情勢が激しく動いているため、もう少しトランプ政権の動向や中国の政略、朝鮮半島の行方といった国際問題の分析が多いと良いなと感じております。
ポスト安倍については、それ以前に安倍4選の可能性が五分五分以上にあると睨んでおりますが、4選を巡る党内の駆け引きのディープな分析も益々期待しております。
皆様、良い歳末と新年をお迎え下さい。
株式会社コミコン代表取締役 髙橋眞人