シリア難民支援「不正」で撤退

日本の代表的NPO「JEN」のヨルダン所長らが流用。国の助成が止まり「閉門蟄居」に。

2018年6月号 GLOBAL

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ゴールデンウィーク直前の4月27日午後7時、日本の代表的な難民支援団体、ジェン(JEN)のホームページに「重要なお知らせ」として「不適切な事業執行行為について」というコーナーがさりげなく掲載された。リンク先には、ヨルダン事務所職員が助成金の一部を目的外使用したほか、簿外資金を蓄え、内部規則違反の調達取引をした疑惑を調査し、木山啓子代表理事と黒木明日丘事務局長に減給、全理事に厳重注意と始末書提出という処分を行ったとある。やれやれ、東芝の粉飾以来、すっかりおなじみの「不適切」という曖昧語。HPに載せたのは報告要旨だけで、誰が何をしたのか個人名がどこにもない。しかも企業によっては12連休になる前夜の終業時以降の発表とは、長期連休に紛らせて忘れさせたい政府の「モリ・カケ隠し」の姑息さと同じではないか。本誌は連休の谷間に質問状を送り、入手した報告書全文から ………

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