萩生田政調会長のアキレス腱は「地元創価学会」

旧統一教会問題をかわしたものの、地元八王子市には創価大学があるなど、学会支持層が強固なエリア。

2023年7月号 POLITICS

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世間には見かけはコワモテだが繊細小心な人が少なくない。「政界のジャイアン」と揶揄される自民党の萩生田光一政調会長もそうしたタイプのようだ。「辣腕」と評される一方、旧統一教会の「災厄」から逃げ回り、党三役として公明党との意思疎通も十分とは言い難い。元首相や長老から気に入られる処世術には長けているが、中堅・若手議員の見る目は冷ややかだ。「ジャイアン」にひたすらゴマをする「スネ夫」記者だらけの大手メディアが決して報じようとしない「不都合な真実」がある。昨年8月の政調会長就任以来、萩生田氏は単独の記者会見を、殆んど開いていないのだ。議院内閣制の我が国で、内閣の提出法案(閣法)を成立させようとすれば、自民党政務調査会による事前審査が決定的に重要となる。いわば政策の「生き死に」を左右する政調会長の職責にある萩生田氏が、長らく単独の記者会見を開かず、 ………

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