憲法改正は「立憲民主切り」の岐路に

改憲5党派は「最後は多数決」と腹をくくって3分の2の数を背に「立憲切り」へ進むのか。

2023年6月号 POLITICS

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衆院憲法審査会は5月11日、今国会ではや10回目の自由討議を実施した。4月からは自民党が提案する9条改正と自衛隊の明記案を巡って議論が白熱。日本維新の会が独自の条文案を打ち返せば、公明党は9条より首相や内閣の職責を列挙する72~73条に自衛隊を位置づける方が適切だと主張する。国民民主党や衆院会派「有志の会」を合わせた5党派は憲法論議の土俵を共有する。カヤの外なのは改憲の是非を巡ってまとまらない最大野党の立憲民主党だ。5月3日、憲法記念日の護憲派の集会。立憲代表代行の西村智奈美は共産党委員長の志位和夫らと壇上に並ぶと「岸田政権に改憲を発議する資格はない」と叫んだ。5党派はいつ、どこで立憲を見切るのか。岐路が近づく。前日の2日は元外相の中山太郎(享年98)の四十九日だった。国会の憲法論議の土台を築いた「ミスター憲法」。党派の大小を問わず発言機会を平等にする円 ………

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