松島みどりに「おしおき」 自民都連の選別

10増10減、都内新選挙区でのフライング発言に周囲が冷視。元アナ都議の名前も浮上。

2023年4月号 POLITICS

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衆院小選挙区の「10増10減」で「5増」となる東京。墨田区を中心とする旧14区を地盤に7回の当選を重ねてきた松島みどり元法相(66)がなお、公認の前提となる「支部長」に決まっていない。「勝手に(新14区公認の)希望を言って支部が反発、たなざらしになっているようです」(自民党関係者)。元閣僚が「公認はずし」の危機にあるなど、都内では水面下の厳しい選別が進行しているようだ。旧14区は、荒川区などが外れ、江戸川区の一部を編入し「新14区」となる。選挙区の構図が変わる場合、支援者、有権者が話し合いを重ねて決定する「プロセス重視」の伝統がある組織だけに、候補者のフライング発言に反発は大きかった。都連関係者は「新しい選挙区に合流する江戸川区にも、松島さんを避ける声がある」と言う。松島は大阪の生まれ。新聞記者を経て、公募で下町気質が強い選挙区に起用された。「落下傘」 ………

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