日本維新が攻め込む「神奈川」が統一選の天王山

県内に50人以上の候補を擁立。自民も立憲も 「議席を持っていかれる」と危機感を募らせる。

2023年2月号 POLITICS

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4月に統一地方選挙が行われる。自民党が旧統一教会問題や増税方針で失速する中、統一選の結果次第では岸田文雄首相が苦し紛れの解散に踏み切るとの観測もあり、国政と切り離せない。勢いを欠く野党の中で、唯一気を吐いているのが日本維新の会だ。維新は関西2府4県に加え、関東では神奈川を要所と位置づけ、同県内で50人以上の公認候補を擁立、県知事選でも独自候補を立て、「関西偏重の地域政党」からの脱皮を目指す。維新が神奈川に傾注する理由は四つある。一つは都市部の無党派層の多さだ。維新関係者は「都市住民は非自民保守の受け皿を求めている」と言い切る。二つ目は、元県知事でベテラン参院議員の松沢成文の存在がある。維新は神奈川選出の衆院2人、参院1人の国会議員を抱え、関東では東京と並ぶ威勢だ。横浜を拠点とする串田誠一参院議員(比例)もいる。新人、若手候補が多い統一選で、松 ………

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