綱渡りの資金繰り/孫正義「決死の訪韓」は空振りか

わざわざ予告までしてソウルに乗り込んだ孫は、なぜ、ダンマリを決め込んでいるのか。

2022年11月号 BUSINESS

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10月4日、ソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義は韓国ソウルでサムスン電子CEOで副会長の、李在鎔(イ・ジェヨン)と会った。テーマはソフトバンク傘下の英半導体設計大手ARM(アーム)とサムスンの提携だが、噂されていた「6兆円ディール」には至らなかった。直近の2四半期で6兆円近くの赤字を計上したソフトバンクグループにとってアームは最後の虎の子。「10兆円ファンド」のソフトバンクビジョンファンド(SVF)で「大穴」を開けた孫は、綱渡りの資金繰りを続けている。「3年ぶりの韓国訪問を楽しみにしています。サムスンとアームとの戦略的提携についてお話をしたいと思っています」9月21日、孫は10月に訪韓し、アームの成長に向けてサムスンと協議に入ることを明らかにした。新型コロナウイルスが感染拡大して以降、孫が海外で大型商談に臨むのはほぼ3年ぶり。孫が動けば嵐を呼ぶ。「戦略的提 ………

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