深層 統一教会のさばらせた「政治の力」

宗教法人には解散を命じることができる。被害総額1200億円を超す教団がなぜ存続し続けるのか。

2022年9月号 POLITICS

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安倍晋三元首相が射殺された事件で、現行犯逮捕された山上徹也容疑者が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を恨んだ末の犯行と供述したことから、旧統一教会が一躍注目の的となっている。政治家と教団の関わりが相次いで発覚する中、霊感商法や献金強要を繰り返しながら宗教法人として存続し、正体隠しのような教団名の変更が認められたのはなぜかを追った。山上容疑者は参院選投開票2日前の7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で候補者の応援演説をしていた安倍氏を狙撃し、現場で取り押さえられた。警察関係者によると、取り調べで「私の家族が離散したのは、母親が多額の献金をした教団のせいだ。教団の韓鶴子総裁襲撃を試みたが、うまくいかず、教団を韓国から招き入れた岸信介元首相の孫で、教団と近い安倍氏を狙った」と供述している。

関連議員は100人以上

家庭連合の田中富広会長は7月11日の記者会 ………

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