オーナーを地獄に突き落とす冷酷無比な契約解除。中国産格安建材を使った「欠陥アパート」疑惑も浮上。
2013年2月号 DEEP [「オーナー騙し」の蛮行]
「レオパレスに騙された」。こう叫ぶアパートオーナーが全国に続出している。レオパレス21といえば、有名タレントを起用したテレビCMによって知名度は抜群に高く、大東建託に次ぐ業界2位の大手アパート建設会社だ。30年間にわたってアパート1棟を丸ごと借り上げる「一括借り上げ契約」を謳い文句に、全国の地主に自社ブランドのアパートを建築させていった。ところが実態は、30年間の借り上げ契約を果たすどころか、アパートの入居率が低下すると契約を一方的に解除する蛮行に及んでいる。しかも、入居者を他のレオパレス物件に転居させてモヌケの殻のアパートを返還するため、契約を解除されたオーナーはアパートローンの返済に行き詰まる「地獄」に陥っているのだ。さらに、レオパレス元幹部によれば、「平成7年~8年頃に相次いで建築された物件タイプには構造上の欠陥があり、その修繕費用を逃れるた ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。