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「房総沖地震」「富士山噴火」が怖い

余震より心配な誘発地震。超巨大地震の病巣がどこに転移し、いつ発病するのか、まったく予断を許さない。

2011年5月号 [日本列島は今「多臓器不全」]

東日本大震災はM(マグニチュード)9.0の超巨大地震だった。大津波が襲来し、多数の犠牲者を出した。それにレベル7の「原発震災」が追い打ちをかけた。「想定外」の自然災害というには、あまりにも被害が大きすぎた。日本では、これまでM9.0という超巨大地震が起きたことがなかった。世界の地震規模ランキングでも第4位に位置するスケールだった。

戦後は「地学的平和時代」を過ごしてきた日本列島は、1995年に阪神・淡路大震災が起きて以降、被害地震が多発する「大地動乱の時代に入った」と地震学者は宣言していた。その後、鳥取県西部、芸予、十勝沖、新潟県中越、福岡県西方沖、能登半島、新潟県中越沖地震などが続発したのだった。

しかし、東日本大震災は、これらを遥かに超えるM9.0という途方もないエネルギーを放出し、未曾有の被害をもたらした。延長500㎞、幅200㎞という長大な震源断層が最大 ………

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