あの真壁氏が孫の職探し 城南信金の「親バカ3代」

2011年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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本誌1月号で詳報した名門信用金庫、城南信用金庫でクーデターの余燼がくすぶっている。解任された真壁實・前常任相談役と、その娘婿の深沢浩二・前理事長の後を追い、経営企画部次長の職にあった深沢氏の息子が「退職願」を出し、城南を去った。同信金の関係者は「ご子息の退職は、今回の解任劇とは関係ない」と言う。別の関係者は「むしろ女性問題で辞めざるを得なくなったという噂だ」と言う。真相は不明。体重が100キロを超える巨漢で「彼のためにトイレの便座を強化する改修工事を行った」とのエピソードが語られるほど、信金内では有名人だった。呆れ返るのは、その後日談。「無職となった孫のために、真壁さん自ら業界の関連会社などに出向いて、就職先を探し回っている。いずれ、どこかの関係先に就職することになるだろう」(信金業界関係者)一方、真壁、深沢のご両人は「城南信金の関連会社に ………

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