蓮舫の浅知恵「特会仕分け」

埋蔵借金? 一般会計化? 霞が関の手品にだまされるトホホ。財政の基礎を知らないコメディエンヌ哀れ。

2010年12月号 COVER STORY [お粗末政治ショー]

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事業仕分け第3弾の前半戦は、特別会計(特会)を対象に10月27日から30日の4日間、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で行われた。仕分け人として有名になった蓮舫参院議員が、行政刷新相として初めて臨む仕分けだ。第3弾ともなれば、事業仕分けが「演出・財務省」で「出演・民主党政治家」という、ただの政治ショーであることはもうみんなに知られてしまった。例えば、昨年の事業仕分けで、当時、鳩山政権では政務三役でもなく、まだ一介の仕分け人にすぎなかった蓮舫議員に対して「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」とかみついた国立女性教育会館の神田道子理事長を覚えているだろうか。このシーンは何回もテレビで放映された。その仕分けで、国立女性教育会館については「廃止1名、施設の廃止1名、自治体・民間に移管すべき4名」「6億2千万の予算のうち、2分 ………

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