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三洋電機の半導体子会社が米半導体メーカーに身売り

2010年8月号 [ディープ・インサイド]

パナソニック傘下の三洋電機が子会社の三洋半導体の売却に向け、米半導体メーカーのオン・セミコンダクターと最終調整に入った。半導体子会社をめぐっては、07年にも買い手を募集。国内外のファンドが競い合い、買収提示額は1300億円につり上がったが、土壇場で破談になった経緯がある。オン社の提示額は200億~300億円にとどまり、三洋のプロパー社員から「あの時に売っていれば、パナソニックの軍門に降らずに自主再建も可能だった」と恨み節も聞かれる。

前回の売却話に「待った」をかけたのは、メーンバンクの三井住友銀行出身で、6月22日の株主総会で副社長を退任した前田孝一氏とされる。営業黒字に転換し、業績も底を打ったうえ、入札で予想を上回る高値が付いたため、「企業価値を過大評価し、売り惜しんだ」(欧州系投資銀行)と揶揄される。前田氏の退任が正式に決まり、三洋も晴れて売却に踏 ………

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