au新機種、不具合頻発の大誤算
端末開発の環境共通化で墓穴を掘った。「家族定額」もとんだヤブ蛇で行き詰まるKDDI。
2008年4月号
「auの庭で。」というKDDIのテレビCMが冷笑を浴びている。新機種で不具合が頻発するなど大チョンボ続きなのに、「さあ家族でauに!」などとひたすら顧客の囲い込みを図る下心丸出しだからだ。「着うた」といい、パケット定額制といい、かつて携帯電話のパラダイムを変える商品設計で巨人NTTドコモに挑戦してきたauが、なぜここまで行き詰まったのか。
「端末開発の遅れから新製品が間に合わず、肝心の年末商戦で商機を逃す」――これまでドコモがFOMAで散々泣きをみた悪循環に、KDDIがはまっている。昨年12月の年末商戦で、発売を予定し ………