孫「0円」商法で見えたケータイ料金の迷宮
絵に描いたような“自滅”。「いつものペテン」と袋叩きだが、ドコモとauも似たりよったり。
2006年12月号
猪突猛進のあげく、勝手にずっこけて、ボロクソに叩かれる――ソフトバンクの携帯電話子会社ソフトバンクモバイル(SBM、旧ボーダフォン)の孫正義社長は、社運を賭けた新料金制「予想外割」で、みごとな喜劇役者を演じてみせた。
10月24日の番号継続制(MNP)実施の前日夕、「端末0円、通話0円、メール0円」を突如発表する奇襲作戦。「大山鳴動して鼠一匹か」と言われていたMNPがにわかに盛り上がり、否応なしに「MNPの主役はソフトバンク」という印象を世間に与えることになった。その週末の28、29両日には、MNPや新規契約の申請 ………