安倍は組閣でドジを踏む

漏れ伝わるサプライズ人事はどれも拍子抜け。発足から内閣支持率で挫折を味わいそう。

2006年9月号 POLITICS [キャビネット]

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 激しい梅雨が過ぎるのを待ちきれずに、安倍晋三官房長官は日本列島を遊説行脚しだした。岩手、東京、京都、滋賀、大阪、埼玉と回り、締めくくりは8月12日、地元・山口県下関市で開いた後援会の3千人集会。自民党総裁選は福田康夫元官房長官の不出馬で、安倍氏の優勢が磐石となり、地元集会は事実上「次期首相のお披露目」となった。 麻生太郎外相、谷垣禎一財務相はもちろん、もはや誰が対抗馬になろうと形勢は揺るがない。総裁選は政権を争うプロセスではなく、すでに「安倍政権」の政府・与党人事をにらんだ「売り込み競争」の場と化している。第2派閥・津島派の総裁候補に名乗りをあげようと額賀福志郎・防衛庁長官がそわそわしたのさえ、党幹事長狙いの存在感アピールと見られているのだから、他は推して知るべしだ。 安倍氏は全国遊説で再三「そろそろ我々戦後世代が責任を担うべきだ」と強調 ………

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