2026年11月号 BUSINESS
楽天グループの会長兼社長の三木谷浩史の“悪癖”が楽天メディカルでも顔を出したようだ。三木谷個人と楽天が出資する製薬会社である楽天メディカルは9月1日付で武田薬品工業の前社長であるクリストフ・ウェバーを副会長に招聘したと発表した。今年3月まで第一三共で研究開発トップだった竹下健一も同じタイミングで社外取締役に就任した。武田は言わずと知れた国内最大手の製薬会社。そのトップ経験者ともなれば、一見、心強い。楽天メディカル会長でもある三木谷はウェバーとは「昔からの知り合い」(楽天関係者)で、武田社長からの退任を聞いて呼び寄せたというが、ある国内製薬幹部は「“武田”というブランドに単に目がくらんでしまったのではないか。経営実績を見ていない」と辛辣だ。というのもウェバーの経営者としての能力が「極めて微妙」(国内大手製薬首脳)だからだ。2014年の就任から今年6月 ………
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