ニデックの監査法人「PwC」は正義の味方か/前年度報酬は76億円余

代表執行役がニデックの記者会見に同席。厳しい姿勢を見せたが、元は永守氏と蜜月関係。巨額監査報酬で焼け太り。

2026年11月号 BUSINESS [怪しい新取締役会の監督機能]

それにしても不可解な社長辞任劇であった。モーター大手のニデックの社内組織である再生委員会委員長を務め、「カリスマ経営者」が去った後の同社で改革を牽引してきたはずの岸田光哉社長が9月29日付で突然の辞任に追い込まれた。

PwC京都は与しやすい相手

10月1日に記者会見したニデック社外取締役で取締役会議長の佐久間総一郎氏(元新日鐵住金副社長)は、辞任の理由を大きく二つ掲げた。まずは2026年3月期決算で6000億円を超える減損損失を計上したこと。今年3月時点では2500億円程度の減損を見込んでいたため、それが拡大したことの責任が問われた。続いて、財務報告に関して岸田氏に不適切な言動があったことを示した。佐久間氏はその詳細は一切説明しなかったが、「9月25日の取締役会で岸田氏に話を聞いた上で、岸田氏を退席させた後、全員一致で社長交代を決めたところ、29日に岸田氏が辞表を提出した」という。この流 ………

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