深読み「世界大学ランキング」/中華圏・中東の躍進と日本の凋落/「東大新総長64歳」に落胆

号外速報(10月2日 22:00)

2026年10月号 DEEP [号外速報]

「日出処の天子、書を日没する処の天子に致す、つつがなきや…」聖徳太子が607年、隋の煬帝に出した書簡の頭語である。「日昇る国」日本の天子が、「日没する国」中国の天子に書簡を送るという出だしに、暴君煬帝は激怒したと伝えられる。日本は古墳時代である。中国の観念からすれば異民族「倭国」の長を天子と認めることはできなかった。21世紀の現代、科学技術分野では中国がまさに「日昇る国」である。米国と中国の科学技術覇権をめぐる競争では、すでに中国が「論文数」「高被引用度論文数」「研究者数」に加えて「研究開発投資」でもトップとなり、「四冠」を達成した。

トップ15に「中華圏3校」ランクイン

第二次トランプ政権が昨年来、「多様性」「公平性」「包括性」の尊重(DEI)や「反ユダヤ主義」を口実に補助金削減など大学への圧力を強める中、今年の世界大学ランキングには例年以上の関心が集まった。9月30日に公表された「 ………

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