2026年10月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
東証スタンダード上場の「トライアイズ」が教育用タブレットなどを手がける「LIMNO」(鳥取市、以下L社)を買収する。L社は三洋電機系列の名門企業だったが、2015年以降オーナーが変遷し、現会長の小野久人氏(63)が実質的に全株式を所有する。本誌3月号で報じた通り、小野氏には代表を務めた会社が破産するなど気になる過去があり信用不安が浮上していた。一方、トライアイズの社長は岩尾俊兵氏(37)。東大初の「経営学博士」で、著書『世界は経営でできている』は15万部を突破。日経夕刊のコラムも一時連載したピカピカの人物だ。佐賀の名家の出だが父が事業で失敗し借金があったため高校進学を断念し、陸自少年工科学校(当時)から自衛官になった異色の経歴を持つ。高卒認定試験を経て慶應大学に入学した。現在、経営者と慶大商学部准教授をかけ持ちしている。トライアイズは前経営陣が主導したリ ………
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