2026年9月号 BUSINESS
病院経営などを手掛ける桜十字グループ(東京都港区)が、九州随一の医療機器卸ヤマシタヘルスケアホールディングス(HD)を傘下に収めようとし、業界をざわつかせている。目下、ヤマシタヘルスケアHDの株式18%以上を持つが、その持ち分を総議決権の3分の1にまで引き上げようと企図。社外取締役にグループ幹部2人の選任などを要求する株主提案も行い、追い込んでいる。有力卸をグループに取り込むことで「医療機器を安定的かつリーズナブルに調達できるようにする狙いがあるのでは」と業界内では見られているが、8月28日開催予定のヤマシタの定時株主総会に向けて、緊張感は高まる一方だ。桜十字Gは九州をはじめ20以上の病院を経営しており、一般的な知名度こそ低いが、その急成長ぶりは業界内で注目されている。2026年度の売上高は906億3000万円を見込む。16年度の売上高が200億円前後だったことを踏 ………
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